「インナーの中に着るインナー」
最初はそんな地味な存在も 今では無くてはならない重要なアイテム。 少なくとも僕には。 カットソーの下に汗を透過する撥水性の高いインナーを着る事で 肌のベタつきや猛烈な汗冷えを抑えるというモノ。 特に夏場は、一度着てしまうともう手放せません。 その分野では先駆的な存在で 多くの支持を集めているのはコチラですね。 <FINETRACK> フラッドラッシュスキンメッシュ メーカーでは『ドライレイヤー』という表現をしています。 ポリエステル100%の素材に撥水加工を施したモノ。 もちろん完全メッシュなので 単体での使用はNGです。 汗冷えという面ではかなり抑えられる印象はあります。 ただコチラ、ひとつ問題点が。 体にぴったりフィットする構造のため その上に着るベースレイヤーもフィットするものでないと 汗を効率的に外へ押し出す事が出来ません。 しかし、わたくし。 体にぴったりフィットする衣類は苦手でして。 単体で着ている感覚も正直好きではありません。 なので もちろん手持ちのベースレイヤーはいつもゆったり目。 重い荷物を背負っている時の登りは どうしても前かがみになってしまうわけですが その時にお腹回りはこの2枚の間に大きな空間が生まれます。 するとスキンメッシュから汗が逃げず 穴の隙間、生地と肌の間に大量の汗が溜まります。 これが本当に不快。 こんなんならいっその事、下に流れ落ちてもらいたい! と個人的に強く思っていた次第です。 その経験以来、山ではコレの使用は控えました。 ・・・・。 そして 別メーカーでも同種を作っているので そちらも使用してみると・・・・。 結局、3年ほど前からコチラを愛用しています。 これね。 赤い袋が目印だが 『ゼロドライ』はちょっと言い過ぎかな(失礼)。 <Foxfire> PPメッシュ 前者と違うのは 水分を保有しないポリプロピレンを100%使用している事。 撥水ではないので、その低下を気にしなくていいわけですね。 少しゆったり目のシルエットが個人的に嬉しい所ですが 繊維として見るとポリエステルより軽く、着心地も前者よりソフト。 ホント、着ている事が気にならないレベルです。 今では、ハーフスリーブとノースリーブを使い分け。 これを使うようになってから テント泊でもTシャツを着替えなくなる事が増えました。 それくらい肌のベタつき、乾いた後のガサツキが残りません。 もちろん柔らかい分、生地の強度は大きく劣る印象はあり。 でも、それを差し引いてもコチラの方が個人的には好きです。 もちろん 後者が良くて、前者がダメ。と言っているわけではありません。 個人差はもちろんですが 水辺で思いっきり濡れるアクティビティであれば よりフィットする前者の方が適しているかと思います。 実際、川遊びでフラッドラッシュを最近使用しましたが 何度も川に落ちた後、数時間着替えなくても全く体が冷えませんでした。 まあ、ケースバイケースですね。 ただ、後者を知っている人ってあまりいないのかな・・・なんて。 「それはちょっともったいないな」精神でのご紹介でした。 この手のモノを着る事だけで 登山がちょっとだけハッピーに。 今日はそれだけ。
by inouewood
| 2014-08-01 01:44
| 道具のこと
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<Lounger=怠け者> 山でもどこでも怠け者。 ゆるい山日記を中心に、多趣味な日々の戯言をドーデもいい内容で綴ります。 山と同じくらい大好きな映画ネタもたっぷり投入させて頂きます。 *************** ◆革新的(?)登山スタイル ≪もったいない登山≫ 提唱中。 ◆快楽的(?)山道具思考 無駄を持ち運ぶための軽量化 ≪ゆるトラライト≫ 提唱中。 *************** ●●LINK●●● ■本家ホームページ もったいない登山と申します (※休止中) ■ネットショップ Nruc メール 旅行口コミ情報 あれこれ
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