・・・その1はコチラから・・・
・・・その2はコチラから・・・ 11時30分 ようやく遊歩道の入口までやってきた。 ここから普通の山道となる。 そこそこ険しい。 果たしてこれを『遊歩道』と言っていいものか。 道中に現れる3つの展望台。 マルちゃんは 「どれも景色一緒じゃないっすか!!」 と愚痴をこぼす。 実際はそんなことはない。笑 後から聞いた話だが この時、彼は予想以上の山道でちょっと萎えていたらしい。 でも、ある地点からそこは美しいプロムナードとなり しっかり癒してもくれるのである。 12時40分 唐人津城(とうじんづしろ)に到着。 それが目の前に現れた瞬間、皆が絶叫した。 それまでの島の風情からは全く想像出来ない変化に皆が唸る。 伊豆七島の中で、最も緑が溢れているらしいこの式根島。 突如姿を変えた、その荒涼とした大地。 高揚した者たちはその向こうへ。 その先に待っているものは こんな事って、あっていいのかい。 美しすぎやしないかい。 大地から突如現れては迫りくる水平線。 それは低空飛行の飛行機から眺めているような不思議な瞬間だった。 腰かけた3人はしばらく動かなかった。 当たり前だ。 こんな景色見せられたら、動きたくもなくなる。 僕はそこから左手に続く、ザレた峰に向かった。 そこから眺め下ろすと 仲間たちが佇む地点の異様な地形にまた見惚れる。 夢中でシャッターを切る男。 それをマルちゃんが激写してくれた。 そこから反対側に伸びる道の先にある峰。 おそらく、そこが式根島の最高峰という説がある。 そして 当然のように誰もそちらへ向かわない。 そんな『らしさ』は、この日も健在。 これ以上の感動は「もったいない!」のである。 この地でも、そんな”もったいない登山”精神は忘れないのだ。 さて、ここいらでちょこっと補足。 この唐人津城。 名前に『城』と付いているが、お城があったわけではない。 <津城⇒釣城=良い釣り場>と、いう事のようだ。 13時15分 入口の大ウッドデッキに戻る。 もう、皆は腹が減っている事も忘れてしまっているようだった。 充実の大の字。 1 ・・・2 ・・・・・3 ・・・・・・・4!! 気持ちが良いと、バカもいくらかステキに映る。 キム兄もそれに続く。 彼の十八番・新日本プロレス式ブリッジ!! なんて美しい反り具合なんだ。 こんなステキなロケーションでこのクオリティ。 ブリッジ冥利に尽きるというものだ。 涙が止まらないよ、キム兄。 がしかし それを嘲笑気味に見つめる僕以外の面々。笑 正直、ここは滞在時間が足りなかった。 ここなら平気で一日時間が潰せる気がする。 13時25分 僕らを魅了し続けた唐人津城を後にする。 そしてまた この遊歩道は登山並みの険しさで僕らを困らすのであった。 13時45分 一旦、遊歩道を抜けると 次の目的地・神引展望台に到着。 そこから眺めるカンビキ湾。 これは新東京百景に選定されているとか。 確かにここは美しい。 ステキな遊歩道歩きもいよいよ終わる。 そこからは中の浦海岸を経由して車道に出る。 後はフラフラと歩いて戻るだけだ。 途中の商店でお弁当を購入して遅い昼飯。 民宿に戻ってきたのは16時30分だった。 おいしい夕ご飯を頂くと、皆の夜はさすがに早かった。 20時~21時の間に全員が眠りに落ちた。 明日は何が待っているのだろう。 -つづく-
by inouewood
| 2013-09-28 02:29
| 島のこと
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<Lounger=怠け者> 山でもどこでも怠け者。 ゆるい山日記を中心に、多趣味な日々の戯言をドーデもいい内容で綴ります。 山と同じくらい大好きな映画ネタもたっぷり投入させて頂きます。 *************** ◆革新的(?)登山スタイル ≪もったいない登山≫ 提唱中。 ◆快楽的(?)山道具思考 無駄を持ち運ぶための軽量化 ≪ゆるトラライト≫ 提唱中。 *************** ●●LINK●●● ■本家ホームページ もったいない登山と申します (※休止中) ■ネットショップ Nruc メール 旅行口コミ情報 あれこれ
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