その日はメンズデーで映画が1000円。 特に観たい映画は無かったのですが、『それでもボクはやっていない』が個人的にハマっていた周防監督の新作をチョイスしました。 終末医療の問題を絡めた社会派かと思いきや、”法”と”愛”それぞれの角度から捉えた<死の尊厳>のズレをえぐった究極の人間ドラマではないかと感じました。 テンポも遅く、音楽も控えめなので、、途中ちょっと眠くなってしまいましたが、後半のシーンはもうキンキンと緊迫感に包まれます。大沢たかおの迫真の演技も圧巻。素晴らしかったなー。 いやそれにしても、草刈民代のまさかの濡れ場にはビックリでした・・・。実際の旦那さんでもある周防監督。撮影中におそらくにやけていたであろう彼の顔が僕の頭に浮かび、そのシーンの間は脳裏から離れませんでした。笑 何を言ってもネタバレになりそうな映画なので、あまり語れませんが・・・ 「法の結論にどう思うか」はあまり重要ではなく、「医療行為を超越してしまったこの選択を、どれだけの人が許せるか」がこの映画の神髄ではないでしょうか。 周防監督の引き出しの「深さ」にあっぱれだったステキな映画でした。
by inouewood
| 2012-11-25 00:34
| 映画のこと
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