<   2015年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧

迦葉山はガスの中


12月14日(月)

一週間前に
知人と山へ行く事が決まったのだが
どうやら行先は私に委ねられらたらしい。


2年前から行きたかった山がひとつ。

群馬県の迦葉山。

地味に遠く、歩行時間も2時間ちょっとと
ソロで行くには全てが中途半端だったのでなかなか行けず。

(せっかくだ。この機会に行っておくか・・・。)

その2年前に登っている友人が
「あれはビビる。」と、絶賛していた和尚岩という巨岩にもようやく会える。

・・・・。

当日。

降水確率は10%で、曇り時々晴れな予報だった。


現地に着くと




f0167636_1223646.jpg




予想外の雨。

続きを読む
by inouewood | 2015-12-20 23:55 | 山のこと

映画 『エベレスト 3D』 はどうだ


やってまいりましたハリウッド作の一級山岳映画です。



f0167636_21471191.jpg




公開直後に観ていたにも関わらず
インスタグラムに短文レビューをアップして満足しておりました(笑)。

さてこの映画は何ていっても、世界中でこの手の映画が増えてきている近年にあって、ついにハリウッドの超大手が本気の本気で実話山岳モノを作ってきたという事に意義があるわけですね。3Dなんてものはね、おまけですよ、おまけ。
そもそものスケールは間違いないのでそれだけでも充分すぎるほど価値があります。もちろん私は大満足でした。

まず念頭に入れておかなければならないのが、これが実話だという事なんですが、もちろん脚色もされているでしょう。実際は登頂時に台湾隊もいたみたいですね。ただでさえどれが誰だかわからなくなる作品なので(笑)これでも的を絞ってより分かりやすくしてくれているようです。

そしてコレを観たいろいろな人の感想を目にして、なるほどなと思わされた事がありました。それは登山をやっている人とやっていない人で、この映画に抱くものが全く違うという事。やっていない人に言わせると、この映画の感想は「自然の恐ろしさに圧倒される」という類のものがやはり多いわけです。でも山やさんはそこじゃなくて「ひとりひとりの判断の是非」ここにやはり考えさせられるようです。もちろん僕もそうで、優しささえも仇になるシビアな描写には胸をえぐられる思いでした。
ただ、そんな個々の判断を否定も肯定も”させない”描き方で表現した事は、なんともハリウッドらしくない理性的且つ真面目な対処で、「ハリウッドも捨てたもんじゃないな」と感心させられたわけですね。

さあこの映画のもうひとつの魅力はやはり超豪華な出演陣ですね。まずは悪役面なのに良い奴も違和感なく演じられる貴重な俳優ジェイソン・クラークですね。彼の優しさはこの映画になくてはならない重要な鍵なのでこれ以上はない配役だったと思います。なんとなく、スター性の薄い彼が(失礼)ハリウッドで重宝される意味がわかる気がしました。
そして脇を固めるのがジェイク・ギレンホールにサム・ワーシントン、ジョッシュ・ブローリン、キーラ・ナイトレイなわけですが、まあ贅沢ですよ(笑)。よく引き受けたな!ってくらいの役ですから。でも説得力がグンと上がったのは間違いなくこのスター勢が外堀を埋めていたからでしょう。特にJ・ブローリンの展開に関しては(実話なので本来彼がどうこうってわけではないはずなんですが)、「うぉー!さすがジョッシュ!!」って思った人いる思います(笑)。
他にもツボな配役だったのは、個人的に贔屓にしているマイケル・ケリーで、あの有名作家J・クラカワーを演じているオシャレさ。そしてお久しぶりエミリー・ワトソン姉さんの安定感。これはたまりませんね。

そんなこんなで、かなり重く心に響くこの映画ですが、他にも当時の商業登山の実情を余すことなく見せている事や、7サミット制覇のラストだった日本人女性がいた事実とそれをとても丁寧に描いてくれた事に、「誠実な作り手にこの映画の製作が回ってくれて最高に嬉しい。」と、ひとりの山やとして強く感じさせてくれました。
この映画を観て、また少し山が好きになった気がします。
山に”登る”事はもちろんですが、山について”考える”事も同等に素晴らしいものだと教えてくれる作品だと私は思ってますし、思ってもらいたいです。

またひとつ、ステキな映画に出会いました。
by inouewood | 2015-12-11 12:37 | 映画のこと

アイロニストの武器


高原山アイロニングのおまけ



1年前に
新しいアイロン台とアイロンを購入していたアイロニスト・カジさん。

彼はもちろん
今年の夏の剱岳でそれを披露する予定でした。

しかし、無念の負傷欠場。


彼の情熱を無にしたくない!
という思いでその場を用意したわけですが

そんな彼の新しいアイロン台。




f0167636_0152660.jpg




果たして
これが純粋にアイロン台なのか、という疑問は置いといて

とにかくデカい。

背負った時のフォルムもこれ以上にない美しさ。

アイロニストは全てが計算通りなのである。


・・・・。


さて、もうひとつの主役。

彼の新しいアイロン。




f0167636_0195550.jpg




とにかくレトロ。

ていうか、昔のアイロンはホント鉄なので見た目より相当重い。

でも、シルエットはさすがに絵になりますね。




f0167636_0251770.jpg




「今年中に一度出来て、良かった・・・。」

と、カジさんは涙したとかしてないとか。


ひとつ言える事は

とてつもなく楽しかった。

と、いう事ですね。


・・・・。


失礼しました。

今日はそれだけ。
by inouewood | 2015-12-10 00:31 | 道具のこと

高原山 ナイトアイロニング


前回のつづき



彼は2年振りのアイロニング。

やりたくて仕方がなかったカジさんのために用意した舞台。

いいよー。




f0167636_23412821.jpg




そして、どこからか現れるオーディエンス。




f0167636_234194.jpg




世界中で知名度が上がり続けるエクストリームアイロニング。


そのマニアックな世界で

オーディエンスまで表現している人間は

我々だけではないだろうか。




f0167636_23443976.jpg




キム兄のオーディエンスにかける情熱もとにかく熱い。

言ってしまえば
僕同様、彼の目指すところも完全に間違っているのだ。笑


そして・・・




f0167636_23473660.jpg




まさかのオーディエンス2人目登場。笑

そんな、リアル夫婦の高モチベーションにはもう感謝しかない。


・・・・。


さて、今回はあまり時間がない。

駐車場で待機組を待てせているのだ。
下山開始のリミットは23時だった。


アイロンのアイデアを捻り出す間
僕も3年振りにアイロニング。




f0167636_2351994.jpg




もはや、アイロンをかける気すらないポージング。


いやそれにしても

夜景がキレイだ。


・・・・。


その後は冷えた体をスープやコーヒーで温める。

いつしかネタを考える事も忘れ、いろいろと談笑していると

ハッ!!とした時には既に

23時20分を回っていた・・・。


あかん。




f0167636_23553220.jpg




チャキチャキと撤収準備をして

スパッと下山。


0時30分


「だいぶ待たせちゃったかなー。」

なんて話ながら下山すると

どうやら待機組はまだまだ写真撮影に熱を入れていてようだった。


それもそのはず。

少し前に明るい月が沈み
空の星がとんでもない事になっていたのだ。

むしろこれから!といった感じだった。


八海山にいた時とは比べものにならないほどの星。




f0167636_23593754.jpg




我が県で、こんなに手軽に満点の星空が拝めるなんて
みんな想像もしていなかった。




f0167636_003181.jpg




これは、みんな連れてくるべきだね。

そんな話をしながら写真を撮りまくっていると
時間は1時を回っていた。


・・・・。


最高だった。

こんなにナイトハイクが楽しいものなんて
もっと早くに気付くべきだった。

でも今回はナイトアイロニングの実験も兼ねていたから
余計に満たされたのかもしれない。


これは間違いなく、恒例行事になるだろう。


そんな想いを各々が馳せながら
眠い目を擦り帰路に就いた。



おわり
by inouewood | 2015-12-04 23:55 | 山のこと

高原山ナイトハイク


11月20日(金)

初めてのナイトハイクへ。

「星が見たい。」という要望を受けた時に
真っ先に思いついたフィールドが高原山でした。


19時30分に現地集合を呼びかけると
全員が集まったのはその1時間後。
見事なまでに全員が遅刻という、もはや安定のゆるさです。




f0167636_11524167.jpg




天気予報では曇り。
出発時は小雨も降る中、半ば諦めムードでしたが
現地に着くと星バンバン出てます。
まさかの晴れです。




f0167636_1154288.jpg




出発したのは21時。
しかも、駐車場で待機して星撮影する部隊が急遽加わったので
彼らを待たせないためにタイムリミットは3時間に。


ヘッドライトひとつでも充分歩きやすく
樹林を抜けた時の解放感もたまりません。




f0167636_1158223.jpg




上を見れば星、星、星。




f0167636_11585541.jpg




この日は八海山神社まで。

今回の我々の欲は
とりあえずナイトハイクが体験出来る事。
満点の星空を堪能する事。

それだけであれば、山頂は必要ありません。

ここも”もったいない登山”です。



f0167636_11595340.jpg




そして、もう一つの欲。




f0167636_1243319.jpg




久しぶりに

やってます。笑



つづく
by inouewood | 2015-12-02 12:05 | 山のこと