カテゴリ:山道具あるある( 7 )

B型的山道具思考 : トレッキングポールの巻



< 登山における新・三種の神器のひとつ、それはトレッキングポール >


とは、よく言ったものである。



(ちなみに、残り2つはノンアルコールビールと座椅子。)
※ウディペディア調べ


・・・・。


それは、膝が悪い人間の生命線。
一度お世話になると不安で手放せない代物である。

そんなトレッキングポール。
山デビューを飾った約10年前
その最初の登山からお世話になっている。

当時は良し悪しなど分かるはずもなく
とにかく安いモノを買ったもんだ。

おそらくそれは
2本で5千円台だった。



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<DYNO>のトレッキングポール。
彼と、ここまで長い付き合いになるとは思ってもみなかった。


さて
何不自由なく彼を使っていた3年目くらいだろうか。
山道具に大いなる興味を抱き、毎日のようにカタログを拝見する日々。

当然、あの存在が僕の邪魔をし始めていた。

当時は一人前にならければ持てないと思っていた<LEKI>だ。

結局はその誘惑に勝てず、勢いでそれを買ったわけだ。

「これで僕も一人前に・・・。」



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マカルーウルトラライト。
当時でこの軽さは衝撃的だった。

LEKIと戯れる日々。

その日からDYNOは
友達への貸し出し用に。


・・・・・・。



戯れる事数年。

今から4年ほど前になるのだろうか。

衝撃的な事件が起こってしまった。


そう。
LEKIのポールを1本
登山口に置いてきてしまったのである。

しかも、それに気づいたのがその一ヶ月後。

ああ・・・。
なんてことを・・・。

シングルポールへとソロ活動を始めた彼。
しかし、やはりコンビがいい僕は、彼にあっさり背を向けた。

「また、君たちの出番だぞ。」



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デビューから僕を見守ってくれた彼等。

技術の進歩というものはとても驚異的で
気が付けばLEKIのマカルーが霞むような超軽量のポールが続々誕生していた。

でも、僕は彼等を使い続けた。

彼等の存在は
ゼロから苦労を共にしてきた、もはや友なのだ。


・・・・。


そして今年の始め。

いつものように
その時も使用後に分解して保管していた。


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そして、いつものように
山行前に組み立てていると・・・・


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片方の先っちょが消えてる!!
締まらないじゃないか!!

・・・・。

これは間違いない。

「頑張ったよ。そろそろ買い換えなよ。」

という、サインだ。


長らく、軽量化と無縁だったポジション。


ようやく
一目惚れしてたアイツが手に入る!!

・・・・・。

(買い換えたかったんじゃねーか!)



と、新しい仲間の紹介に向けた
無駄に長い前置き的日記でさようなら。



※『B型的山道具思考』は
 新カテゴリ<山道具あるある>にまとめています。
※『B型的』と謳っていますが、もちろん超個人的思考です。
 世のB型の皆さま、ごめんなさい。

by inouewood | 2014-08-11 23:55 | 山道具あるある

B型的山道具思考 : 虫除けスプレーの巻



< 山で精神的な戦いに勝つための第3の小道具。それは虫除け >


とは、よく言ったものである。


(ちなみに、第2はクマ鈴。第1は恋人の写真入りペンダント。)
※ウディペディア調べ



・・・・。


山に虫はつきものである。
しかし、どうしても我慢できない時もある。

これもまた8年程前のある日。
友人からハッカ系の液体虫除けスプレーを借りた事があった。
明快な効き目以外に
首筋のスースー感もまた気持ちよく感じたものである。

僕はすぐに同じモノを購入した。
もちろん何度か持参して使用もした。

それがいつしか僕の前から忽然と姿を消したのだ。
どこかで落としたのか・・・

数年後。
僕にとって最も虫に苦しめられたある山行がやってくる。
それは約6年前の白砂山。
帰宅後、家で幻覚を見るほどの襲来を受けたのだ。
それを機に再び、同様の虫除けスプレーを買う事にした。

(無いんじゃ、仕方ないからな・・・。)

しかし、その年はもう虫という観点ではシーズン終盤。
出番も無く翌シーズンへ持ち越しとなる・・・。

それがどうだろう。

次のシーズンがやってきた頃には
既にそれも無くなっているというどーしようもない展開である。

それから・・・
僕は虫除けを買った事を記憶から消し
今後は借りるという汚い策を採用した。


ある日。
ディキャンプに行こうと、キャンプ用の小道具バッグを確認していると

彼は出てきた。




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しかも初代である。

「ずっとここにいましたけども?」

そんな態度で彼は鎮座していた。

そうか。悪かったな。
キャンプ道具に紛れ込ませているとは思わなかったよ。
まあ、これで汚い策とはおさらばだ。


そして最近。
例の如く、山道具の整理を行っていると
棚の裏から埃まみれの二代目も無事に発見。




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もちろん未開封。

ずっと同じ部屋にいた2人。
2014年にして初対面である。

まあ、2つとも見つかったって事は
「今年は虫が多いぞ」というサインだと思い込む事にする。
たっぷり塗りたくってやるぞ。

全身スースーだよ。


・・・・。


今日はこんな無理矢理ネタにしました的日記でさようなら。



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by inouewood | 2014-06-19 02:28 | 山道具あるある

B型的山道具思考 : 歯ブラシの巻



< 山男も、歯が命 >


とは、よく言ったものである。



・・・・。



一泊以上の登山では当然それを持参するのだが
これが使わないケースの方が多い。

そう。面倒臭いのである。

同行者が磨いていると
仕方なく便乗して磨く程度だ。


そんな山用歯ブラシ。
意外と選択肢がありそうでない。

ひと昔前は普通の歯ブラシを
「柄を切ってコンパクトに」
なんて事もよく言われていたものである。
何度か僕もやろうとしたが
結局これも得意の「面倒臭い」となるわけだ。

何か他の人と違うモノを使いたい。
と、一時期は見た目重視で歯ブラシを探した事も。

それが
この歯ブラシだった。




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「無駄を楽しめ。」
当時、山道具に関しては
そんなポリシーのもと購入したブタ野郎。

一度は持参した覚えがあるが

使用歴は、ゼロ。

買って満足とは、この事である。



・・・・。



さて
こちらはつい昨年の話。

「無駄を楽しめ。」
という思考はわずかに進歩し
「無駄を持ち込むために軽量化を。」
そんな”ゆるトラライト”が主流(?)となる。

「無駄」だった立場の歯ブラシ(ブタ野郎)は
いつしか「削る」対象に。

であれば
最強に軽いモノを。
三鷹の某・有名アウトドアショップでそれを観た時
「コレは!!」
と、唸ったものである。

それは指サック型の歯ブラシで
指が柄の代わり、という事だ。




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重さは驚異の1g。

実用性を問われると
これは完全にやりすぎである。

結局、コレもギャグとして消化され
当然のように出番はない。

残念だが
これで磨こうとは思えないのだ。(買うなよ)



そして現在も

私の相棒として常に携行している歯ブラシは

コンビニで売っているトラベルセットだ。



・・・・。



今日はこんな完全ネタ寄り日記でさようなら。


※『B型的』と謳っていますが、もちろん超個人的思考です。
世のB型の皆さま、ごめんなさい。

by inouewood | 2014-06-11 23:16 | 山道具あるある

B型的山道具思考 : オイル式カイロの巻



< 通な山男を演出する第3の小道具、それはオイル式カイロ >



とは、よく言ったものである。



(ちなみに、第2はスキットル。第1はクソ重い双眼鏡。)
※ウディペディア調べ



・・・・。



やはり、山を始めて2~3年目あたりの話。

毎日のようにアウトドア系ネットショップを閲覧する日々。
いま思えば、あの頃は色々なモノをクリックしてきたものだ。
嗚呼、無駄使いの数々。

当時、ネットではある購入方法が流行り始めていた。

それは、共同購入。

購入申込者が増えれば増える程安くなるというアレだ。

基本的にそそられる商品はそれに出てこないのだが(失礼)
唯一、「・・・これは!」と唸らせてくれたモノがある。

それは
ZIPPOのオイル式カイロ。

オイルを注入すれば、最大で24時間暖かい。
しかも繰り返し使えるのでエコ。

「冬の小屋泊あたりで使えそうだなぁ。」

なんて思ったものだが
何よりもそそるのは、銀色に光るそのフォルム。
まさに男をアゲる硬派な一品である。

ドキドキクリックで申し込んだその商品。
おかげさまで最安値での購入に成功した。


さて
出番はあったか・・・



そう、なかった。



試しに家で一度使用したのみで
雪山を始めた頃には、携行候補にすら入らない。

その通り。
もう買った事すら覚えていなかったのだ。


例の如く
最近になって久しぶりの再会である。




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さすがにピカピカだな。

改めて考えると
こいつはホントに便利なモノなので
今年の冬はいよいよフィールドで使ってみようと思う。

その頃には
また忘れているか、もしくは「やっぱ面倒臭い。」
なんて言っているかもしれないが。


まあ、それはそれでいい。

それでいいのだ。


・・・・。


今日はこんな心もホット且つ
さりげなくバカボンな感じでさようなら。



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世のB型の皆さま、ごめんなさい。

by inouewood | 2014-06-05 01:26 | 山道具あるある

B型的山道具思考 : 雷探知機の巻



< 登山における第3の大敵、それは雷 >


とは、よく言ったものである。



(ちなみに・・・第2はクマ。第1は欲とプライド。)
※ウディペディア調べ


・・・・。


これもまた
登山を始めて2年目あたりの話。

当時は単独行が多かった時代。
しかし僕は心配性だった。

登山口に「クマ注意」と書いてあると本気で帰りたくなる男。
笹が「ファササッ」と動くとやたらビクビクする男。

とまあ、それはクマの話なんだが
雷も例外ではない。

「テン泊でカミナリきたらどーしよう・・・。」

なんて考えては、本気で解決策を探っていたものである。


そして
ネットでいろいろと調べて購入したのが
『ストライクアラート』という雷探知機だった。

それは4段階のアラームで雷の接近をオールタイムお知らせ。

なんと頼もしい。
サッカーで例えると(例えるな)
元アルゼンチン代表のフェルナンド・レドンド並の頼もしさである。

実際、これを持っているだけで
落ち着いた男を演じる事が出来たものである。



ある日、木曽駒ヶ岳でのテント泊にて
雷がすぐそこまでやってきた時があった。
アラームもマックスのレベル4。

そんな危機的状況でも、僕は平静を保っていた。

もちろん、レドンドがいたからだ。




しかし
時の流れと共に、僕の中で登山のあり方は変わっていく。

「天気が悪そうなら、山は行かない。」

彼の出番は自ずと減っていった・・・。



例の如く、山道具の整理をしていたつい先日。

久しぶりに彼を手に取った。




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レドンド。
当時から電池も入れっぱなしだったな。
フフッ。ばっちり液漏れ。

しかし
山のリスクマネジメントという観点では
彼はまだまだトップチーム。

僕は『使用頻度:多』のボックスに、彼を収めた。


・・・・。


今日はこんな哀愁山道具風バカ日記でさようなら。



※『B型的山道具思考』は
新カテゴリ<山道具あるある>にまとめています。ってドーデもいいわ!

※『B型的』と謳っていますが、もちろん超個人的思考です。
世のB型の皆さま、ごめんなさい。



by inouewood | 2014-06-03 03:05 | 山道具あるある

B型的山道具思考 : コーヒーセットの巻



< 登山に最も似合う飲み物、それはコーヒー >


とは、よく言ったものである。



・・・・。



登山を愛する者にはたいてい訪れるその感情。

勿論、僕も例外ではなく

「山で美味しいコーヒーが飲みたい。」

という欲望に駆られていた時期があった。


それは、山を始めて2~3年目といったところ。

何か拘りたい衝動でもあったのか
当時はわざわざコーヒーミルとバネットを購入し、山へ持参していた。
豆を挽き、沸かした熱いお湯をルルルと注ぐ。
湯気と共に立ち上る香り。

チタンの容器を口に押し当てては
「うーん、飲みやすい。」なんて思っていたものである。

今思えば
コーヒーを香りで楽しんだ事のない青い男のくせにだ。


いつしかマイブームは去り
気がつけばインスタントで満足している自分がいる。
天性の面倒臭がりがそんなモノ継続するはずがないんだ。

そして、思い出したように
(でも、やっぱり美味しいコーヒーが飲みたいんだよ。)
なんて言ってはドリップコーヒーを持参するようになった時期を通過し
最近になってインスタント界を震撼させたスタバの傑作に出会うわけだ。
それはゴミを極力減らし、尚且つドリップ並みに美味いインスタントコーヒー。
それはまさに≪面倒臭がり屋的・山コーヒーの究極≫として
この論争(?)に終止符を打った・・・。



「ミルよ、君は悪くない。悪いのは僕なんだ。」

使い始めてわずか1年ちょっとで、僕は彼を闇に葬った。

振り返らない。
振り返ると君を思い出し、胸が痛くなるから・・・。



結局
ここ数年はそんな彼を思い出す事も全くなく(ないのかよ)
例のごとく、部屋の掃除をしていると
そんな懐かしい記憶と共に片隅から彼等は現れた。




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「わー懐かしい。」なんて思っても
「もう一度使ってやるか。」とは思えない現実。笑

しかも、ユニフレームのコーヒーバネットは
わざわざ大・小と両方揃えていた無駄っぷり。


で、なんてったって・・・

ミルの中に挽いてない豆が入ったまんまじゃないか!!


・・・・。


とまあ、なんともB型らしい(一緒にしてすみません)顛末でございました。



今宵もそんなドーデもいいお話でさようなら。
by inouewood | 2014-05-30 02:09 | 山道具あるある

昔、キャンドルランタンとか

今宵もドーデもいい話。


8年くらい前。
まだ山を始めて2~3年といったところ。

当時は少しばかり気取っていたのだろう、テント泊でキャンドルランタンを持参した時があった。
燃え移らないよう、天井に細引きを通してやや低めにぶら下げセッティング。
夜はゆらゆら揺れるそのムーディーな炎に酔いしれるわけだ。

いつしか、僕は本を左手にウトウトしていた。
尿意を催し外へ出るために腰を浮かせる。もう頭上にあるその存在も忘れていたのだろう。
「コツンっ」とそれが頭に当たる感触と共に、僕の延髄あたりに垂れてきたモノ。

「熱ッッ!!」

傾いたランタンからトロトロと。そう、女王様よろしく蝋との戯れ。

がしかし、これが火傷しそうな程の熱さではなかった事に少し驚き。
リアクション芸人って凄いんだなぁと思った次第である。
そして、なんだか病みつきになる人の気持ちも分からないでもないなぁといった感覚に陥ると
それまで想像もしていなかった新しい扉がその時、開いたのだ・・・



って何の話だよ!!



そーいう話ではなくて(そーいう癖もない)
そんな感じで僕の延髄と衣類の襟元をカピカピにさせたのを最期に
そのキャンドルランタンは日の目を見る事無く、姿を消した。。。


そんな彼が最近
部屋の隅っこから突然出てきた。



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と、いうお話です。(前置き長げーよ)


いや懐かしいなぁ。

当時のまま、蝋が飛び散っております。



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まあ、やっぱり使う事はなさそうだけど、少しキレイにしてあげましょう。

若かりし頃を思い出し、そんなハートフルな気持ちに浸ったある日の出来事。


今日はそれだけ。
by inouewood | 2014-05-17 00:12 | 山道具あるある