『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を観る

アメリカのある極秘計画に携わっていたインディはソ連の工作員に捕らえられてしまう。命からがら逃亡に成功した彼だが、大学にも居場所がなくなってしまう。そんな彼の元にマットという青年が彼を訪ねてきたことにより、クリスタル・スカルという秘宝を求める冒険が始まる。しかし彼らの前にはまたしてもソ連の工作員が・・・。

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だいぶ前からの計画を長いこと悩んで出来上がった結果に多少の肩透かし感はあるが、同じジャンルの映画が近年ウケている中で、全く違う路線にこだわった結果、こうなったようにも思えるし、そう考えればコレはコレでありかと。まあ、何よりもスピルバーグらしいネタだから良かったのかもしれないな。

一番強く感じたのは、誰よりもスピルバーグとルーカスこそ、一番の『インディアナ・ジョーンズ』マニアなんだなという事。彼ら自身が観たいものをとことん詰め込んで撮ったんじゃないだろうか。観る僕らもそれにとことん楽しく付き合ってあげよう。
はっきりいって滅茶苦茶なやりすぎシーンばっかり。でも決して嫌な気分にはならないし、なんだかアトラクションの疑似体験的要素を盛り込んで、コチラを楽しませようとする極上なサービス精神すら感じる。そしてなによりも、前半で描かれるソ連との関係や核実験に躍起になっていた軍、更にアカ狩りなど、アメリカにとって激動の時代だった中ではしゃぐインディの姿は、あの時代を生きた人たちにとっては救いにさえなっているのではないだろうか。
個人的にはK・ブランシェット演じる強い女が、スカルを両手で抱いた時に見せたキュートな表情がなんとも忘れられない。笑

最後の帽子の一連シーン。「まだまだやるよ。」と思わせるあの演出はとても粋であった。スピルバーグ、ルーカス、フォードの3人はまだまだ遊び足りないのだろう。

満足度:☆☆☆☆
by inouewood | 2008-07-12 01:02 | 映画のこと
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