PART1はコチラ ・・・・ 15時5分 見晴。 まず多くの登山者を迎え入れるのは ホテル街の前衛・弥四郎小屋。 ・・・・ これが噂の弥四郎小屋のカフェテラスか。 これは座りたい。 テント張ったらここでゆっくりしよう。 左脇に続く道には両サイドに小屋が並ぶ。 その最奥に佇むのが燧小屋で、テント泊はそちらで申し込み。 既に10張り程のテントが並んでいた。 我々は一番奥に幕営。 張り終えると、ここでは全くマッタリする事なく コーヒーを飲みに弥四郎小屋のカフェスペースへ。 この時、16時10分。 このままここで夕陽を拝むまでマッタリしようか。 コーヒーをふたつ頼み、お目当てのテラスへ。 至極、贅沢な時間である。 これはもうここですべてをやってしまおう。 という事で 夕食の道具と食材を取りにダッシュでテント場へ。 この小屋前のテーブルで自炊をしながら日の入りを拝むふたりであった。 この日のメニューは 豚骨ラーメンに角煮と煮たまごとメンマを大量投入。 見た目が全くよろしくない。 ひとつ言える事は 角煮は全くもっていらなかった。 ・・・・ 辺りが完全に暗くなると 夕食を終えた小屋泊の方々が続々と夜空を見に外へやってきた。 我々はホットワインで体を温めている。 気が付いた時には フカさんの呂律が既に回っていなかった。 気持ち良くなっているフカさんを置いて 僕は星を撮りにガハラへ。 とはいっても、さほど絵には拘りはないので パパッと撮って帰還。 小屋周辺には19時を回っても人が出てきては去り、出てきては去る。 お酒も無くなり、フカさんの眠気もピークにきたようだ。 19時30分頃にテントに戻る。 寝袋に包まると、いつものルーティンであっさり眠りに就いた。 ・・・・。 深夜に一度目が覚めると その後は寒さになかなか寝付けず、寝れてもすぐに目が覚める繰り返しだった。 ・・・・ 6時。 若干凍っているテントを開けると 外はキレイに霜がおりている。 天気は良さそうだ。 これは尾瀬名物の朝靄が見れるかな。と、胸は躍っていた。 フカさんのテントをゆすってみる。 全く反応がなかった。 気持ち良い眠りの中か。 なら起こさないで寝かせておこう。 ・・・・ 朝靄の絵は強烈だった。 (これはフカさんを無理矢理起こすべきだったか・・・。) と、若干後悔するも 戻るのも面倒くさいので(笑)、そのままガハラを突き進んだ。 これは素晴らしい。 同時季に何度かここに泊まった事はあるのだが 間違いなく今回の朝靄は最強である。 振り返ると まるで幻影のような燧ケ岳。 そしてまた前へ進む。 これはダメだ。 どこまでも歩いていってしまいそうだ。 キリがないので、一旦引き返しかけたのだが やはり名残惜しくて、その後も行ったり来たり。 気が付いたら 40分もフラフラしていた。 いい加減、戻ります。 つづく
by inouewood
| 2015-11-08 02:43
| 山のこと
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<Lounger=怠け者> 山でもどこでも怠け者。 ゆるい山日記を中心に、多趣味な日々の戯言をドーデもいい内容で綴ります。 山と同じくらい大好きな映画ネタもたっぷり投入させて頂きます。 *************** ◆革新的(?)登山スタイル ≪もったいない登山≫ 提唱中。 ◆快楽的(?)山道具思考 無駄を持ち運ぶための軽量化 ≪ゆるトラライト≫ 提唱中。 *************** ●●LINK●●● ■本家ホームページ もったいない登山と申します (※休止中) ■ネットショップ Nruc メール 旅行口コミ情報 あれこれ
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