秋の尾瀬の天は微笑む PART2


PART1はコチラ

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15時5分

見晴。




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まず多くの登山者を迎え入れるのは
ホテル街の前衛・弥四郎小屋。






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これが噂の弥四郎小屋のカフェテラスか。




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これは座りたい。
テント張ったらここでゆっくりしよう。


左脇に続く道には両サイドに小屋が並ぶ。
その最奥に佇むのが燧小屋で、テント泊はそちらで申し込み。

既に10張り程のテントが並んでいた。

我々は一番奥に幕営。




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張り終えると、ここでは全くマッタリする事なく
コーヒーを飲みに弥四郎小屋のカフェスペースへ。




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この時、16時10分。

このままここで夕陽を拝むまでマッタリしようか。




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コーヒーをふたつ頼み、お目当てのテラスへ。




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至極、贅沢な時間である。




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これはもうここですべてをやってしまおう。

という事で
夕食の道具と食材を取りにダッシュでテント場へ。

この小屋前のテーブルで自炊をしながら日の入りを拝むふたりであった。




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この日のメニューは
豚骨ラーメンに角煮と煮たまごとメンマを大量投入。

見た目が全くよろしくない。




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ひとつ言える事は

角煮は全くもっていらなかった。


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辺りが完全に暗くなると
夕食を終えた小屋泊の方々が続々と夜空を見に外へやってきた。


我々はホットワインで体を温めている。

気が付いた時には
フカさんの呂律が既に回っていなかった。




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気持ち良くなっているフカさんを置いて
僕は星を撮りにガハラへ。

とはいっても、さほど絵には拘りはないので
パパッと撮って帰還。




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小屋周辺には19時を回っても人が出てきては去り、出てきては去る。




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お酒も無くなり、フカさんの眠気もピークにきたようだ。


19時30分頃にテントに戻る。

寝袋に包まると、いつものルーティンであっさり眠りに就いた。


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深夜に一度目が覚めると
その後は寒さになかなか寝付けず、寝れてもすぐに目が覚める繰り返しだった。



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6時。


若干凍っているテントを開けると
外はキレイに霜がおりている。




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天気は良さそうだ。

これは尾瀬名物の朝靄が見れるかな。と、胸は躍っていた。



フカさんのテントをゆすってみる。

全く反応がなかった。

気持ち良い眠りの中か。

なら起こさないで寝かせておこう。


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朝靄の絵は強烈だった。




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(これはフカさんを無理矢理起こすべきだったか・・・。)

と、若干後悔するも
戻るのも面倒くさいので(笑)、そのままガハラを突き進んだ。




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これは素晴らしい。

同時季に何度かここに泊まった事はあるのだが

間違いなく今回の朝靄は最強である。




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振り返ると
まるで幻影のような燧ケ岳。




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そしてまた前へ進む。




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これはダメだ。
どこまでも歩いていってしまいそうだ。




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キリがないので、一旦引き返しかけたのだが
やはり名残惜しくて、その後も行ったり来たり。

気が付いたら
40分もフラフラしていた。




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いい加減、戻ります。



つづく
by inouewood | 2015-11-08 02:43 | 山のこと
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