やってまいりました。 日本が誇る怪獣映画のハリウッド再リメイクです。 はい。エメリッヒ版のホロ苦い記憶を引きずっております(僕だけではないはず!)。 そんなこんなで期待せずに身構えてたわけですが、オリジナルに近い容姿で少しホッとしました。とは言っても、さほどオリジナルを見ているわけではないのですが、やはり日本版ゴジラに思い入れが強い方には受け入れ難いのでしょうね。と思うのですが、皆さまどーでしょうかね。 まあ、わたくしにはあの唖然としてしまうスケールを堪能出来ただけで満足。やはりあの強烈なまでの人間の無力感を体感する映画なんだと思っているわけですね。そーいう”アトラクション度”でいえば、とても新鮮な感覚でした。そうそう、新鮮といえば「スカイダイブ」のシーンですよ。あれはアメリカ映画でないと出来ませんよね。主観映像で展開されるその何十秒間、わたくし呼吸が止まっておりました。美しくも緊張感溢れる名シーンです。あっぱれ。 もちろんこの映画、怪獣以外にも俳優陣の頑張りには目が離せません。なんていってもブライアン・クランストンでしょう。『アルゴ』で彼を見た時に”華のないチャールトン・ヘストン”と以前に称した事がありますが(ファンの方ごめんなさい)、今回はもう存在感ありすぎて中盤以降いなくなってからがやたら違和感ですよ(笑)!おかげ様でアーロン・テイラー=ジョンソンが・・・。まあそんな彼も後半のハッスルでしっかり取り返しますけどね。 そして個人的に舐めてたエリザベス・オルセン。冒頭の初見のみで「ビッチなルーニー・マーラってとこかな」なんて思ってましたごめんなさい。とても真面目な女性で、気持ちが溢れまくった素晴らしい演技。お見事でした。ホントごめんなさい。 ケン・ワタナベはもう安定のナベケンクオリティ(意味不明)で安心して見ていられます。残念だったのがその反面、助手役(?)のサリー・ホーキンスがちょっと控えめ過ぎたんじゃないか?と感じた事でしょうか。ホント、もったいない!脇役好きとしてはもう少しアクを出してほしかったというのが本音でございます。 一部から「ゴジラの登場シーンが少ない!」と、言われているようですが・・・いいんじゃないでしょうかコレくらいで。監督は端っから続編作る気マンマンだったでしょうから。これくらいにしておかないと続編へのワクワク感減っちゃいますからね。マーケットを充分に意識した対策だったと、わたくし思い込む事にしています。 なにはともあれ、きっちり続編も決まったらしいので、今度はどんな体感を提供してくれるのか、今から楽しみに待つことにします。
by inouewood
| 2014-08-20 18:39
| 映画のこと
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