映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はどうだ


やってまいりましたヘンタイ監督(褒めてます)のあの4作目が遂に・・・



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もう30年以上前に製作された前3作を観たのは20歳前後だったでしょうか。あぁ、若々しいメル様。
もう訳の分からない3作目は置いといて、1と2には興奮したのを覚えております。とはいっても、それ以来13年近く見ていないので内容は詳しく覚えていないのですが、だからといって今作を見る前に復習しておこうかとも思いませんでした。おそらくコレに関してはその必要性もないでしょうから(笑)。

※所々にネタばれあります。
まあ初っ端からド派手なアクションを見せてくれます。と、思っていたら最後まで途切れる事なくド派手なシーンのオンパレード。しかもほとんどがCG無しのリアルカーチェイスですからね。ハンパないです。もうホントに、この映画を一言で表せと言われたら「ヒャッハー!」でしょうね(笑)。それくらいのテンションで観ないと損します。
そしてこの世界観に悪趣味なメイクアップですよ。ヘンタイですよ、ヘンタイ。そして後半の「老婆」たちの扱い。個人的にはあの辺とってもカッコよくて大好きなんですけど、冷静に考えたらえげつない事してますよね。更には女神のようなスレンダーな女性陣がいたり。白塗りの狂人×バトル慣れし過ぎの老婆×DIVAですよ。なんですかこの掛け合わせは!(笑)
とまあ、やりたい事をこれでもかと言うほど見事に形にしてみせた最高のヘンタイ監督に、僕を含めた世の男たちがバンザイしたくなる大傑作アトラクションである事は間違いありません(傑作映画とは言っていない)。

さて、なんて言ってもこの映画はシャーリーズ・セロンでしょう。アカデミー女優のこの体当たりに涙する方も多いのではないでしょうか。この役は彼女じゃなかったら違う映画になっちゃうんじゃないかってくらいハマってますね。中身が備わっているパワフルなヒロイン、こうも素晴らしいと、迷作『イーオンフラックス』とか何だったんでしょうね(笑)。

そして一応”主役”のトム・ハーディですが、個人的には大好きです。最高ですよ。シリーズ熱烈なファンの方にはメル・ギブソンの強烈なイメージを払しょくしきれず消化不良になる人もいらっしゃるんでしょうね。でもね、確かにメル様と比べたらオーラの無いT・ハーディ版マックスですけど、”パトロン系ヒーロー”という新たな息吹を引き込んでみせたわけですよ。もうね、マックスを完全に自分のモノにしちゃってるわけですからね、メル様と比べる事自体がナンセンスなわけですよ。そもそも初っ端からインターセプターパクられて、更にはお馴染みのショットガンまで詰まらせてダメにしちゃうとか、ジョージ・ミラー監督自らここまで意地悪な事するんですから(笑)。「君たち、マックスはもうメルじゃないんだから、いいだろ?」って言ってるも同然です(ちょっと強引w)。
そして何よりもですが、こんなに回りを引き立てられるヒーローいないんですよ。シャーリーズ嬢どころかニコラス・ホルトまでが求められていた以上に輝けたのは間違いなくオーラの無い(褒めてますw)ハーディ氏のおかげでしょう。

はい。これ以上は何言ってもしょうがないので、観てください。
内容ですか?無いですよ(笑)。そういう映画ですよ。この映画にはポップコーンもコーラもコーヒーもいらないです。EXILEファンの方には申し訳ないですが、この映画は字幕&3D以上で一度は見なければ意味がないと思います。このアトラクションは是非体験しておいてもらいたいですね。
そんな、体に悪そうだけど爽快な味が終始駆け抜けては、終わった後も妙に何かを噛みしめておきたくなる、まるでチュパチャップスのような映画でした。(上手くない!)
by inouewood | 2015-06-26 23:55 | 映画のこと
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