映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はどうだ


やってまいりました。
ダグ・リーマン監督の新作です。



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彼といえば『ボーン』シリーズですが(監督は「アイデンティティ」のみ。後2作は製作。)、この人の映画はなんて言ってもテンポが素晴らしい訳ですね。『Mr.&Msスミス』然り『ジャンパー』然り。毎回キッチリ2時間以内に映画を収める潔さは見事です。
(なんだか、彼の初期の『スウィンガーズ』とか…懐かしいなぁ。)

はい、今回もこの複雑なループモノをこれだけスピーディーな展開で且つ分かりやすく表現してくれます。この手特有のしつこさもなく、この現象を上手く利用した気の遠くなるような感情描写が見る側にも苦しさを増長させ、クライマックスのガムシャラ感に潔さを与えます。
戦闘時はもうゴッチャゴチャですがその迫力は最高。中でも『車』での対決は思わず笑ってしまうほどの熱さ。あそこは特に素晴らしいですね。

そしてトム様ですよ。最近の『オブリビオン』も相当良かったですが、今作の方がよりハマっている印象です。この役はトム様じゃなきゃダメ。前半のダメっぷりが妙に引き立つのはやはりビッグスターが演じているからでしょう。
そして、観るまでは「この役にエミリー・ブラントってどーなの?」なんて思ってましたが・・・もうホント、ゴメンナサイですよ。素晴らしかったですよ。前半に軍の宣伝としてひけらかすヒロイズムと、現実の泥臭さのギャップがとってもE・ブラントで(意味不明)でいやはや素晴らしいです。
全体的に脇役の印象が弱い点が脇役好きとしては少々残念ですが、唯一B・パクストンのヘナヘナっぷりがさすがベテランの安定感でホッコリします(笑)。さすが名脇役!!

とにかく、テンポの勝利。これに尽きます。
あっぱれ、D・リーマン。


by inouewood | 2014-08-18 00:20 | 映画のこと
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