さよなら、スポック


先日
あのレナード・ニモイさんが亡くなったという。


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L・ニモイといえばMr.スポック。
Mr.スポックといえばL・ニモイ。

彼ほど、ひとつの役のイメージが圧倒的に占める役者さんもいないんじゃないかと思う。


(そういえば・・・LINEの絵文字の中に、バルカン人の挨拶(上画像の手)があったのはテンションあがったなW)



そんな『スター・トレック』という映画の存在は
個人的には『スター・ウォーズ』より遙かに上をいく。

僕がそんなプチトレッキーになったのは
”データ”と”スポック”の存在と言っても過言ではない。

あぁ、蘇るスタートレックの思い出・・・。


勿論、TOSシリーズは年齢的にリアルタイムではない。

僕が映画バカ学生だった頃のリアルタイムは
TNGシリーズの『ファースト・コンタクト』と『叛乱』。
どちらも上映前にパンフレット購入し、握りしめながら鑑賞していた事を覚えている。


・・・・。


さて、そんなスタートレックシリーズ。
TOSシリーズから最近のJ・J版までのここまで12作(TVは除く)。

個人的にその中でも跳びぬけて好きな作品が2つ。


『スター・トレック2 カーンの逆襲』
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なかなか真面目な作品で、終盤の静かなスペースバトルは今見ても緊迫感満点。
どうしてもあのイメージが濃いので、この作品が影響するJ・J版リブート『イントゥ・ダークネス』は
スペースバトルが少ない分物足りなさを感じてしまった。それくらい僕は好きな作品。



『スター・トレック4 故郷への長い道』
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どこか軽い感じながら、さりげない環境問題描写や
過去(いわゆる現代)にタイムスリップする滑稽さやバタバタ感がとても良かった印象。
『カーン~』とは真逆の作風ながら、一番観てて気持ちの良い作品だ。



ただ、一番好きなシークエンスはどちらの映画からでもなく
『スター・トレック5 新たなる未知へ』での冒頭のヨセミテキャンプのシークエンス。
作品としてはあまり評価が良くないらしいが、あの冒頭はとにかくホッコリして好きだ。
確かに、それまではたいして何とも思わなかったシークエンスだったと思うが
昨年シリーズ全てを見返した時になぜかここが一番響いた。歳か・・・。



そんな、カークとスポックとマッコイ。

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彼らの何ともないやりとり。
仕事上の同僚だが、「どこまでも仲良しだな。」とツッコみたくなる。
性格の全然違う3人だが、それぞれを理解し合っているからこその遠慮のない関係。
こんな理想的な仲間はない。

その関係はどうも
”山と理想の山仲間”という事にも通ずるところがあるのかもしれない。

おそらくそれが
この歳になった自分に響いた一番の所以なんだと思うわけだ。


あぁ、山とスタートレックが好きで良かった。


・・・・。


さて話を戻すが、L・ニモイさん。
J・J版リブート2作品でも元気な姿を拝ませてもらっていたので本当に残念でならない。

先日、ネットでは
彼の葬儀にW・シャトナーさん(カーク艦長)が列席しなかった事に批判が・・・
という記事があったが、逆に

「なんともカークとスポックらしくていいじゃないか。」

なんて思ったファンも多かったに違いない。

少なくとも僕はそうだった。


最後の最後まで話題となった彼らの”関係”。

そんな
いろいろな事をたっぷり妄想させ
そして考えさせてくれた彼に「ありがとう」と言いたい。


今日はそんな
珍しい映画小噺風日記でさようなら。
by inouewood | 2015-03-04 21:48 | 映画のこと
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