-前記事のつづき-
黒磯をブラブラした後は ようやくこの日のメインのキャンプへ。 にも関わらず キャンプ地がつい1時間前まで決まっていなかったという体たらく。 先ほど訪ねた山道具のお店<LUNETTES>でようやく決まった次第だ。 (ここの店主なら良いとこ知ってそうだなぁ・・・)と思い、聞いてみると 「とっておきの場所、教えますよ。」 と、快く教えて頂いたわけだ。 その目的地となる某河原へ。 車を30分ほど走らせると、道はダートな林道となる。 しばらく走ると僅かな駐車スペースに一台の車が停まっていた。 (店主の地図、完璧だな・・・。)と、関心していると その車の持ち主であるオジサマが釣行から戻ってきた。 「水量が少なくて、全く釣れなかった」ようだ。 我々はキャンプだと伝えると、「中州か?」と返ってきた。 実は店主から、「中州が最高ですよ」と言われていたので、なぜか少し嬉しかった。 間違いなく期待出来るって事だ。 今回我々は 一度に持てるだけの荷物のみでキャンプをする事にした。 川までは少し下る。 オジサマは「100mくらいで着くよ。」と教えてくれたが 実際はその3倍近くの距離だった。 「膝下くらいの渡渉が・・・」と、聞いていた川。 思いのほか流れは早い。 サンダルに履き替えていざ川へ。 水がとんでもなく冷たい。最後のほうは悲鳴。笑 川を越えた後はしばらく歩けなかった。 その先に広がるのは、もはや中州とは思えない。 こりゃあいい。 最高のロケーションだ。 早速、幕営の準備にとりかかるわけだが 実はフカさんがテントを忘れる大失態。 僕のテントを貸すつもりだったが この機会にツェルト泊をしてみたいという事で 同じく持参していたツェルトを快く貸した。 そしてそこで問題が。 フカさんがツェルトに泊まるというのに 僕がのうのうとテントを使うなんてイマイチ味気ない。 ・・・・。 よし、アレをやろう。 タープ泊だ。 雨の心配もなさそうなので、まあなんとかなるだろう。 今日は結露が半端なさそうなので 最も快適なテントを物置にする贅沢っぷり。 到着が遅かった事もあって、張り終えた頃には辺りは暗くなっていた。 ユニフレームのネイチャーストーブで火を熾し スーパーで購入した刺身と米と酒で素敵な時間を過ごす。 空がやたら明るいな、と思ったら そーいえば今日はスーパームーンだ。 ライトを消しても辺りを見渡す事が出来る明るさだった。 そして、この日楽しみにしていた事がもう一つ。 「五寸釘でナイフを作る」というチャレンジだ。 火で熱し、トンカチで叩いて・・・これを繰り返し、石でひたすら研ぐ! こんな事、こーいうキャンプのノリの時にしか出来ないぜ。 しかし 先に良い感じでお酒が回っていた男たちは たったの3往復で早くも飽きてしまい放置。笑 わざわざ今回のキャンプを <五寸釘ブートキャンプ> と、命名してまで準備した道具と意気込み。 それはあっさりと終わりを告げた。 ・・・・。 結局 その後はくだらない話に花咲かせ、21時にはそれぞれの寝床へ。 タープ。 すべての音がクリアだ。 1時間以上モジモジしてようやく眠りに堕ちた。 ・・・・。 6時。 スッと目が覚めてタープから脱出。 そして、先日の五寸釘。 これっぽっちで断念したのでした。笑 その後は 何をするわけでもなく、ただボーっと時間を過ごした。 なんて贅沢な時間。 いつも通り 撤収には莫大な時間をつぎ込む。 とにかくのんびり。 9時40分にようやくパッキング完了。 いやそれにしても ホントに良いとこを教えてもらった。 ここは何度でも来たい。 いや、来る。 また来なきゃいけないとさえ思える。 そして冷たい川へ向かい 男たちは現実世界へと消えていった。 さらば。 おしまい
by inouewood
| 2014-09-16 00:37
| アウトドアのこと
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<Lounger=怠け者> 山でもどこでも怠け者。 ゆるい山日記を中心に、多趣味な日々の戯言をドーデもいい内容で綴ります。 山と同じくらい大好きな映画ネタもたっぷり投入させて頂きます。 *************** ◆革新的(?)登山スタイル ≪もったいない登山≫ 提唱中。 ◆快楽的(?)山道具思考 無駄を持ち運ぶための軽量化 ≪ゆるトラライト≫ 提唱中。 *************** ●●LINK●●● ■本家ホームページ もったいない登山と申します (※休止中) ■ネットショップ Nruc メール 旅行口コミ情報 あれこれ
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