B型的山道具思考 : コーヒーセットの巻



< 登山に最も似合う飲み物、それはコーヒー >


とは、よく言ったものである。



・・・・。



登山を愛する者にはたいてい訪れるその感情。

勿論、僕も例外ではなく

「山で美味しいコーヒーが飲みたい。」

という欲望に駆られていた時期があった。


それは、山を始めて2~3年目といったところ。

何か拘りたい衝動でもあったのか
当時はわざわざコーヒーミルとバネットを購入し、山へ持参していた。
豆を挽き、沸かした熱いお湯をルルルと注ぐ。
湯気と共に立ち上る香り。

チタンの容器を口に押し当てては
「うーん、飲みやすい。」なんて思っていたものである。

今思えば
コーヒーを香りで楽しんだ事のない青い男のくせにだ。


いつしかマイブームは去り
気がつけばインスタントで満足している自分がいる。
天性の面倒臭がりがそんなモノ継続するはずがないんだ。

そして、思い出したように
(でも、やっぱり美味しいコーヒーが飲みたいんだよ。)
なんて言ってはドリップコーヒーを持参するようになった時期を通過し
最近になってインスタント界を震撼させたスタバの傑作に出会うわけだ。
それはゴミを極力減らし、尚且つドリップ並みに美味いインスタントコーヒー。
それはまさに≪面倒臭がり屋的・山コーヒーの究極≫として
この論争(?)に終止符を打った・・・。



「ミルよ、君は悪くない。悪いのは僕なんだ。」

使い始めてわずか1年ちょっとで、僕は彼を闇に葬った。

振り返らない。
振り返ると君を思い出し、胸が痛くなるから・・・。



結局
ここ数年はそんな彼を思い出す事も全くなく(ないのかよ)
例のごとく、部屋の掃除をしていると
そんな懐かしい記憶と共に片隅から彼等は現れた。




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「わー懐かしい。」なんて思っても
「もう一度使ってやるか。」とは思えない現実。笑

しかも、ユニフレームのコーヒーバネットは
わざわざ大・小と両方揃えていた無駄っぷり。


で、なんてったって・・・

ミルの中に挽いてない豆が入ったまんまじゃないか!!


・・・・。


とまあ、なんともB型らしい(一緒にしてすみません)顛末でございました。



今宵もそんなドーデもいいお話でさようなら。
by inouewood | 2014-05-30 02:09 | 山道具あるある
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