南月山へと続く道 その2

-その1はコチラ-


10:52

峰の茶屋での青春を終えた我々は
外を巻いて牛ヶ首に向かっている。

なんて素晴らい景色なんだ。



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冬の展望はまた一味違う。
那須じゃないみたいだ。

そして
その雄姿は男をアゲる。



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チクショウ。
こんなカッコいいフカさん、見た事ないぜ(失礼)。

福Tくんもこちらのルートをとった事に大変満足してくれている。
彼は”もったいない登山”未体験であるが
間違いなく、こっち寄りの人間である。



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なかなか彼も熱い男で
男たちにとっての『山とは』という話になると俄然ヒートアップ。

普段、ネットではおふざけを交えた”もったいない登山”を展開している僕も
いざ語る席になると、それの神髄について熱く語り出す。

『もったいない登山は山の事故を減らす』

これが僕の極論であり(いつか文章にしてみたいなぁ)
彼もそれを汲み取ると、3人の声音はより力が漲り強さを増す。

その熱は次第に地面へと伝わり
それはそれは白い煙と共に轟音を響かせて噴出したそうな。



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11:15

牛ヶ首を通過し、南月山への稜線に突入すると
予想以上の残雪にテンションが上がる。



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南月山と男たち。

まったく、絵になる男たちだ。



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この先は何度も膝下まで踏み抜き
悶絶を繰り返しながら先へ進む。


その先に現れる荒涼とした大地。
それを観た福Tくん。

「荒野感が半端ない!!」

ここに感動出来るとは。
さすがアウトフィッターだ。



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12:05

山頂に到着してもなお、熱いトークは止まらず
腰掛けた数分後には下山を開始した。

なんてったって、寒いんだ。



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途中、日の出平でランチ。

ここなら風を遮るだろう。
と、思っていたのだが、甘かった。

食後のコーヒーで体を僅かに温めて引き返した。



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やはり僕は
那須連山の中では圧倒的にこのルートが好みである。
茶臼も朝日も三本槍も、この魅力には敵わない。

僕の中で、茶臼岳は間近で眺めている時が最も輝く。
僕にとっては登る対象じゃなくてもいい。



13:40

牛ヶ首からはもちろんロープウェイ方面へ。
後はサクッと降りるだけだ。



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短くも充実した山旅は終わった。

彼らとまた無駄に感動を得る山旅が出来る日まで。



おわり
by inouewood | 2014-05-06 23:56 | 山のこと
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