映画 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 を観る

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何気に全部映画館で観ているX-MENシリーズ。
今回はよくあるビギンズ物。
これもか・・・と、正直最初は興味がなかったが、
CMの出来が良すぎて「やっぱり面白そうかも。」と、なったわけです。

J・マカヴォイのプロフェッサーってどーなんだ?って最初は思っていたけど、これが凄く良い。
彼の芝居のうまさはこの映画の『人間的』な部分において相当効いていると思う。
時代背景としてキューバ危機を絡めたストーリーもなかなか良く出来ているし、K・ベーコンのハッスルっぷりも映画ファンとしては嬉しいところ。
他にも、この映画のキーにもなっているミスティークの存在や、ハンクの色々なくだり、カメオ出演のあの人など、これまでの作品を知っている人は素直に楽しめる素材もしっかり活かされているのはステキ。
あと、ハゲネタ。このシャレの効いたファンサービスがなんていってもイチバンでしょう。笑
VFXはもちろん素晴らしく、アクションも見応えアリ。それでいて、それぞれの苦悩のドラマも(SF映画としては)しっかり差し込みつつもペースが乱れず、ギッシリ詰め込んだ割にはバランスも良いので、2時間を越える上映時間でも、もっと伸ばせたんじゃ?と思うほど飽きることはない。
監督は今注目のM・ヴォーン。前作の『キック・アス』のような型破り感はさすがにないが、1秒たりとも間延びせず飽きさせないエネルギッシュな構成や、明と暗のナチュラルな使い分けは前作と同様に見事。

この映画を見た後に、TVで『X-MEN』のシリーズ最初の作品がやっていたので観たのだが、プロフェッサーとマグニートーのやりとりを見ていると、ふたりが歩んでいるそれぞれの『正しい道』において、今作の『分裂』を思い返すと、とてつもない哀愁を感じずにはいられなかった。今回の作品がそれだけしっかりしたテーマを持って作り込まれた秀作という事なんでしょうね。ヤラれました。

満足度:☆☆☆☆☆


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by inouewood | 2011-07-02 01:59 | 映画のこと
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