映画 『パブリック・エネミーズ』 を観る


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マイケル・マン監督の男臭さが大好きなので期待していた映画である。
それにジョニー・デップとクリスチャン・ベイル・・・・凄いメンバーじゃないか。

何度か映画化されている『デリンジャーもの』。そんな実在した男の人生の終盤をとにかく淡々と描いた映画です。なぜ、今また映画化するのかと思っていたのだが、まあ男臭いこと。なるほどこの題材が極上の男臭さを提供できると睨んだのか。もう、そう思うことにします。それだけで十分ですよM・マン映画は。
ここ最近、ヒーローものが続いていたC・ベイルもさすがの演技力を披露してくれた。充分な腕を持っているのに、どこか自信の無さを垣間見せる独特の役柄を見事に表現していたと思う。
そしてなんていっても、そんな彼を補佐するためにダラスからやってくる捜査官役のスティーブン・ラングとドン・フライ!!コレコレ!!まさにマン映画にピッタリの配役!!たまらなく渋くてカッコイイ!!超男臭い(笑)!!完全にC・ベイルを食う活躍を見せるS・ラングは、この映画の裏主役ともいえる存在。このいぶし銀な役が無ければ間違いなくこの映画は☆2つだった。まあそこをあえて食わせるような演技をしてみせたC・ベイルがやはり凄いともいえるが。そして、出演そのものに意表を突かれたD・フライ。世界一男臭い映画を撮る監督の作品に、世界一男臭いプロレスラーが出る。これはあまりにも見事な融合だ。それでもって、しっかり自分の役割を果たすわけだから、こりゃもう堪らない。
ストーリーついて?もういいですよ。それだけで。

そんなにJ・デップ好きでもないのだが、これはファンにはたまらないんじゃないでしょうか。J・デップという男の魅力に浸る映画といったところか。ただ、気に入らないのは、ラブストーリーを強調した宣伝。いくらデップ様だからってこれはちょっと・・・。
銃撃戦の激しさはさすがにシビれるが、あまり人物を深く掘り下げているわけでもないので、この映画に求めるものの違いで評価が大きく分かれそう。J・デップファンと、男臭い映画を単純に観たい人なら間違いなく楽しめると思います。


満足度:☆☆☆☆
by inouewood | 2009-12-14 20:58 | 映画のこと
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